4月2日は花見がてらの町あるきジョグ。
ゴールは、どこにしようかとしばし思案した結果、なんだか最近気になっていた「たぬき湯」に。
スカイツリーができてすっかりにぎやかになった印象の墨東地域。
以前は東向島に職場があり、この界隈も足しげく通っていたけれど、最近はすっかり足が遠のいていました。
その間に、あたりの雰囲気もだいぶ変わってしまっているんだろうなと思っていました。

久々に訪れた鳩の街、東向島、鐘ヶ淵。
昔ながらの面影も残ってはいるものの、やはり時代の流れを感じずにはいられない変貌ぶりでした。
考えてみれば平成20年代もはや終盤。
「戦争で焼け残った」ということの意味が、どんどん薄まっているように感じました。

でも、たぬき湯とその目の前のお菓子屋さんは以前と同じ姿で残っていました。
お菓子屋さんのシャッターが閉まっていたのが気になりましたが・・・。

たぬき湯は初めての訪問。

16時すぎで、数人のお客さんがいました。
内装は古びているというほどでもなく、ほどよく年を経ているという感じ。
壁にはペンキ絵もありました。
湯船に浸かって、水色の壁が高い天井まで広がっているのを見る。
そんなひとときを楽しみにしている私にとっては十分な光景も、ここにはありました。

古老
銭湯としてとりわけ有名なわけでもなく、なんの飾り気もないまま、しっかりと下町で生き続けている。
こういう
銭湯が残っているのは心強い。

今まさに、こういう
銭湯が日々消えていってしまっているんだよなぁ。。
2016/4/2 墨田区墨田2丁目
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テーマ : 街の風景
ジャンル : 写真
tag : 銭湯