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快哉湯 廃業

そういえば最近、何度か「快哉湯」でググると検索候補で「快哉湯 廃業」と出てきていた。
でもそれがそういう事実のことを意味しているなんてカケラも思っていなかった。

日曜日の朝、テレビを観ながらぼーっとtwitterをチェックしていて、その事実を知った。

「快哉湯 11/9をもって休業」

「休業」って?
その言葉の意味するところもよくわからなかった。
とにかく、そういう事実が存在しているということを、まったく考えてもいなかった。

いてもたってもいられなくて、午後から外出。
用事を済ませて下谷に向かい、17時前に快哉湯に到着。

快哉湯 20161106

快哉湯 20161106

貼り紙が張り出されるわけでもなく、銭湯マニアが建物の前に群がっているわけでもなく。
いつものように快哉湯はそこにあり、町の人たちがその前を通りすぎていった。

快哉湯 20161106

快哉湯 20161106

中に入ると、先客が数名いた。
けれど、想像していたほど多くいたわけではない。

脱衣所に、大きな貼り紙があった。
それは大きな方眼紙で、そこに目の覚めるような達筆で、twitterで見かけたのと同じことが書かれていた。
11月9日をもって休業。
そのあとに、「永のご愛顧に~」という言葉が続いていた。

「休業」という言葉に少しだけ希望を感じていたけれど、それはやはり、そういう意味だったのだ。

快哉湯 20161106

快哉湯 20161106

以前に入った時と同じように、古くて、でも清潔な気がした。
良い銭湯だなと思いながら、できるかぎり長く湯に浸かっていた。
ただ、やっぱりちょっとくたびれてしまったかなあ、という印象が残った。

こないだ来たときはそんなふうは思わなかったはずだけれど。。
そう思ってあとで紐解いてみたら、前回訪れたのは2010年のことだった。

唯一無二ではないけれど、間違いなく残りわずかになっている、昔ながらの下町銭湯
またひとつ、消えていく。

そういえるのは自分がヨソモノだからにまちがいない。

地元の人たちにとってはかけがえのない、地元の銭湯なのだとおもう。
ここで生まれ、あるいは育ち、暮らし、この銭湯が生活の一部だった人たちが感じる哀しさに比べたら、自分の感じる「またひとつ・・」などという寂しさは、物の数にもならないだろう。

そうやって、自分をなぐさめてみた。
また別の町の、同じような古い下町銭湯を探し求めて街あるきをしよう、と。

でもやっぱり、それだけではすまない寂しさが残るんだよなぁ。

快哉湯 20161106

さよなら快哉湯、良い銭湯でした。


2016/11/6 台東区下谷2丁目

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